東急沿線ごはん事情と地域情報

年に中目黒ランチ200食以上。味にうるさい人達とランチに行きます。マズいお店は即却下。東急東横線、田園都市線、世田谷線付近、渋谷、中目黒、代官山付近のお店や生活情報を書くブログです。東京の西方面の内容が多いです

中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015発表!評価の高かったお店と評判を落としたお店

 さて、中目黒ランチ民の一年を締めくくる我々がかってに決めてる「中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー」の季節がやってまいりました。今年はどこが受賞するのでしょう。

 

 その前にまずは殿堂入りしているお店から

 

 

【殿堂入り】草花木果

 中目黒の沖縄料理といえばここ。草花木果。中目黒駅からも近く近くにはキッチンパンチなどの老舗洋食料理店などもひしめく、中目黒ランチ民にとっては非常に重要なランチストリートに店を構えています。

 孤独のグルメでも紹介されたお店。味良し、雰囲気よし、値段もよし、メニューの豊富さ、メニューの入れ替わり具合もよし。

 夜メニューも美味しく「ゴーヤチャーハン」は中目黒三大チャーハンの一つ。昼にもゴーヤチャーハン出して欲しいと切望する声も。

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【殿堂入り】クルン・サイアム 中目黒店

 我々のカオソイ(カオソーイ)ブームの火付け役「クルン・サイアム 中目黒店」。平日昼1時を過ぎても並ぶことがある超人気店。

 日替わりなどのメニュー入れ替えはあまりないけど、それは豊富さでカバー。とはいえ、季節メニューがあったり、目移りするけども、やっぱりここにきたらカオソイの誘惑には勝てない。

 2015年中盤に麺の柔らかさが問題になり、評価が下がったが、見事後期に復活。この麺の硬さを維持するか麺硬めオーダーを受け付けてくれると安定するのだけど。

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【殿堂入り】幸楽

 中目黒2大「街の中華」といえば、高伸とここ「幸楽」。味は普通。だがそれがいい!いつ行っても我々をむかえいれてくれる懐の深い2階席。

 日替わりこそないものの、メニューが豊富。失敗したくない日のランチに最適なこのお店。決してグルメな人にはおすすめしないが、中目黒ランチ民にとってはなくてはならい存在。

 どれを食っても安定しているので安心感がある。だからこそ迷うメニューは、行くたびに今日はどれにするかという楽しみを提供してくれる。お店のおばちゃんと、その孫の顔を見にいくのは、もはや中目黒の昼の癒やしともいえる。

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 【殿堂入り】香家 中目黒店

我々の担々麺ブームの原点とも言える「香家」。あらゆる人を担々麺に目覚めさせるそんなお店。麻婆豆腐はめっちゃ辛いから、まずは担々麺をオススメ。

ランチは、ハーフ&ハーフや、レディースセットなど組み合わせが豊富で、汁なしと汁あり担々麺を両方楽しめるのがとても良い。無性に「香家」の担々麺が食べたくなるという中毒症状を引き出す。

「香家」の担々麺に出会ってから、様々な担々麺を食べてきたが、やはり原点はここ。辛いものが苦手だった私を担々麺中毒にした恐ろしいお店。

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中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015 ノミネート

エントリーNO.1「高伸」

 中黒2大「街の中華屋さん」として、幸楽と双璧をなす地元に愛されるお店。中目黒3大チャーハンの一つを有す。4人MAXという座席数だけがどう評価に響くのか。

エントリーNO.2「コロッセオ中目黒」

 2015年はパスタのお店としての評価から、肉のお店へと華麗に変身。ボリューム満点の肉料理で堂々のノミネート。個室もあるよ!

エントリーNO.3「インド料理 SURYA 中目黒店」

 中目黒でインドカレーといえばここ。日替わりカレーは曜日に紐付いている。行くと関根勤が出迎えてくれる。ナンのおかわり自由なので、毎回おかわりするかどうかで悩む。ラッシーおいしい。

エントリーNO.4「尾崎」

 ランチでこのクォリティの和食が食えるのかという衝撃のお店。繊細で絶妙な味付け。週替りメニューなので、角煮の週は仕事放り出し行かねばなるまい。

エントリーNO.5「たつみ」

 和食、特に魚料理が食えるお店。手頃な値段とボリューム感で満足感たっぷり。達筆(?)過ぎて読めないメニューも味があってGOOD。

エントリーNO.6「ファイブスター・カフェ」

 2015年中盤には、人手不足で閉店に追い込まれるも後半には復活。雰囲気だけのなんちゃっておしゃれ料理店ではなく、料理の美味さでノミネート。

 

 

中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015 大賞「コロッセオ中目黒」

「中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015」は合議の結果「コロッセオ中目黒」に決定しました!

なんといっても中目黒の肉料理店を軒並みなぎ倒し、洋食の肉といえば「コロッセオ」がスローガンになるほどに。去年まではパスタを含めて全く評価されなかっただけに大金星です。

さて、そんなコロッセオで今年食べた最後の肉はこちら!

毎回、違う肉が出てきて、今まで一番アタリなのはスペアリブです。とにかくこのボリューム。スープと野菜も手抜きがない。食べるのが疲れます。

コロッセオの影響で「サントゥーダイナー(sun2diner)」や「ビービーアール・アパートメント」なんかが軒並みランチの選択肢からはずれました。

しいて言うなら、パスタは量で勝負するのではなく、今後は味で勝負して欲しい所です。

 

中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015 新人賞「胡桃茶家」

今年発掘してきたランチのお店で最も良かったお店に贈られる新人賞。べつに今年オープンしたわけじゃなくて、私達が2015年に初めて行ってよかったというお店。

今年は、中華創作料理の「胡桃茶屋」に決定。

おしゃれな内装に相応しい、美味しい料理。味付けがとにかく繊細です。中目黒で一番美味い酢豚が食える店はどこかというミッションの中で出会えたお店。我々の期待を裏切らない美味しい酢豚が食えます。

ただしメニューが週替りなのと、予約や当日ランチをやっている曜日が決まっているのが難点。また場所も中目黒駅と池尻大橋駅の中間という、足の運びにくい場所にある。だが、それでも行きたくなるそんなお店。

ここは一度、値段はランチにしては高いけど予約ランチコースを食べにこようと皆で話しています。

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2015年、評価を落とした中目黒のお店

ビービーアール・アパートメント

既に肉部門ではコロッセオに圧倒され、食べログの評価だけが望みの綱のお店。品切れしてる事も多く、がっかりさせられる。味も落ちて、今となっては、雰囲気だけのなんちゃっておしゃれランチ店に成り下がってしまった。

もう肉ダブルでこの値段、この味、この量では中目黒で勝負できない。

サントゥーダイナー(sun2diner)

一時期は肉といえばこのお店という、中目黒銀座どんつきのお店。今年中盤から肉の薄さが目立ちだし、たまたまかもしれないという事で、2,3回チャレンジしたもののダメでがっかりさせられ、評判はだだ下がり。

コロッセオがある今わざわざここまで足を運んで食う価値もないという酷評っぷり。食べログの点数だけが過去の栄光を示している。

中目黒 鶏味座茶屋(旧 框堂)

框堂時代は我々のレギュラーだったものの、新しく合併リニューアル(?)して「究極の親子丼」とかやりはじめてから迷走。中目黒にはいくつか親子丼を売りにしている所があるけども、総じてそんな旨くない。

川沿いにあった頃から、「究極の親子丼」が全然究極じゃない件について我々の間では承知の事実だった。

元々、框堂時代からよくメニューを切らすお店として有名だったが、そこだけは変わらず、味とメニュー品目だけを下方修正したお店という事で、ランチの選択肢には入らないお店になってしまった。僕達の框堂を返してくれ!

SOI 7

元々、味が毎回ブレるお店だったけど、2015年は料理人が変わったのか味がブレまくりで美味しくなくなった。もはや、安心して行けるお店ではなく覚悟を決めて入らなければならないお店。値上げもしたし。

また、一番美味いとされるトムヤンクン焼きそばがランチメニューからはずれてしまい、今となっては行く価値が全くなくなってしまったが故にもう数ヶ月行っていない。

総括

ということで、今年は驚きの肉料理を提供してくれる「コロッセオ」が中目黒ランチ・オブ・ザ・イヤー2015を受賞しました。

他にも紹介しきれないほどの名店があるのですが、すべてを紹介する事できません。アカマルとか、三ツ矢堂製麺とか今更紹介する?みたいなランチ定番のお店もあります。

ランチの評価は日々変わります。食べログの点数なんてあてにはなりません。日々材料の変更やメニューの変更、味の変化があります。

リニューアル当初はすごい勢いで、そのままの勢いでくれば新人賞も狙えてた「中目黒 彩」も、12月はかなりトーンダウン。がんばりすぎて、採算とれず品質落としてきたのかもしれません。ここ数回の魚ランチ定食はかなり微妙です。

と、まあこんな感じでなかなかのランチ激戦区の中目黒では他店の状況も鑑みつつ、好評にあぐらをかいているといつのまにやら客足が遠のいて行く事になります。決して激旨でなくても、メニューが豊富で安定したいつもの味を提供してくれるお店が愛されたりもします。

味や質をキープするのはなかなか難しく、劣化させて脱落していくお店もあります。そういった事に特に敏感なのが平日に利用するランチ民です。恐ろしい世界ですね!

 

では、また来年!よいお年を!よいランチを!