ランチの定番といえば中華料理。そのランチ中華にも大きく分けて2つあります。
いわゆる「幸楽」や「高伸」のような、庶民的な『街の中華料理屋』。
そして、今回紹介する「胡桃茶屋(くるみちゃや)」のような高級路線の『本格的な中華料理店』。
中目黒には代官山との中間に「花壇」という、これまた本格中華料理店があるのですが、こちらは現在ビルが耐震工事中で恵比寿に移転しています。
中目黒駅と池尻の中間、ドン・キホーテやEXILE方面にある「胡桃茶屋」。入り口は1階ですが、すぐ下り階段があってお店は地下にあります。
「胡桃茶屋」を知ったのはほんの数カ月前で、紆余曲折ありました。それは後ど。
お店は近にあって、静かで落ち着いた雰囲気です。高級感のある店内です。店内にはクリスマスツリーが設置されてました。おしぼりには、ほんのりミントのような香りがついています。グラスもおしゃれ。
当日メニューはこちら。これ以外に予約ランチがあります。担々麺もあります。
Aセットが1000円。それに、叉焼包(チャーシューバオ、さしょうほう)と、デザート、中国茶がついて200円アップの1200円。
高いと思うかやすいと思うか人それぞれですが、私は納得の価格だと思っています。
当然私はいつものBセット!
まずスープ。
サラダ
叉焼包。湯気が立ってます。一口サイズです。熱そうですが猫舌な私でも大丈夫!
本日、私は麻婆なす。
とろみがあって、なすも柔らかくて美味しいです。最初、味が薄いかなあと思ったんですが、食べ進めるにつれてこれがベストの味付けだ!と思うようになりました。
ほんのりピリっとしています。ここは本当に味が絶妙で、繊細な味付けです。夜も美味いんだろうなあ。こんどちょっとお高い予約のお昼ランチも食べてみたいです。
締めの中国茶とデザートは杏仁豆腐
完全に固形じゃなくて、すこし液体の部分もあってこれがまたまた美味い
ちなみにこれはM氏とK氏が頼んだ「鳥の唐揚げ葱炒め」
花椒がたまに口の中でゴリっと砕けて、口の中で香りが広がって好きな人にはたまらん味だそうで。
中目黒最強の酢豚を求めて……
ことの発端は「中目黒最強の酢豚はどこだ?」という話になって、そもそも中目黒には酢豚を出す店が少なく、中目黒最強の酢豚は「大戸屋」(酢豚という名称ではない)なんじゃないか説が有力となっていました。
そこから我々は酢豚を食べ歩く旅にでかけました。頼みの「花壇」恵比寿に一時移転中。
「天竺屋台」では痛い目にあいました。そして辿り着いたのがここ「胡桃茶屋」。週替わりランチで稀に「酢豚」が出るという事で通いつめました。
ある日は、ごはんが切れてランチ終了だったり、またある日は予約のみで入れなかったり。そして酢豚ではなかったけど何とか入店できた時の料理がめちゃめちゃ美味かったんですね。で、これは期待できる。この店の酢豚なら行けるかもしれない!
そんな風にして、週替りランチが酢豚になる日を虎視眈々と待ち構えていました。
そしてありつけた酢豚がこれ。
これだ!まさに我々が食べたいと思っていた酢豚!この黒酢の感じ。それ以降、胡桃は頻度は多くないですがレギュラー入りしました。
当日ランチで来店するときの注意。予約なしランチは「火、水、金」
中目黒ランチ店の中では、最高峰に位置する「胡桃茶屋」ですが、注意することがあります。
ランチをやってるのは基本『火、水、金曜日』です。それ以外は予約ランチのみかお休みです。また、『火、水、金曜日』であっても予約が多い場合、入れません。
場所的になかなか行きづらいので、行ってみたら入れなかったという時のバックアッププランを幾つか考えておかないと路頭に迷うことになるので注意です!
なので、公式ブログ『胡桃茶家 Blog | 上海を中心とした創作中国料理』をチェックしてたから行ったほうが良いです。今週の週替り料理もBlogに掲載してくれると嬉しいんですが。
オススメ度:★★★★★(5/5)